平成29年も押し迫って参りました。
わたくし毎ですが、本年は前進と後退、まさに一進一退でした。
新しい出会いや事業が進行していく一方で、いままで培ってきたものが後退していきました。
とてもわかりやすくです。
特に、このブログでもご紹介させて頂いておりますが、神々との親交(交信ではありません。そういう能力は残念ながら持ち合わせない凡人なので...)においては、新しい神々、いままではあまりご挨拶していなかった神々、更にそういう神々との親交を生業としている方々との新しい出会いと交流は大きかったです。
無論、筆者には以前からそういう環境の方々とのお付き合いは色々な形でありまして、また、そういう方々に導かれておりますから、それは大切にさせて頂いておりますし、その上で頂いた新しい出会いが、これまでの流れと相俟って、わたくしを導いてくださる大きな環境に変わっていったことが、これまでとは大きく違う点でした。
あ、わたくしのためにできた環境みたいな(思いあがった風な)言い方になってしまいましたが、そうではなく、そういう環境の出入りが自由にできるようになったという言い方が正しいと思います。
すべてにおいて「場が整う」ことに心身を委ねられる。
というのが近い表現なのでしょうか??
こういうことを言葉で表現するのはとても難しいです。
それと以前から念願であった社会貢献に、例年以上に役立てたことでしょうか??
但し、社会貢献なんていう言葉はそもそもが西洋の発想(「感覚」が正しいかな??)です。わたくしはあまり好きな言語ではありません。西洋人には特別な言葉ですが、日本人(日本人以外の東洋人はまたちょっと違います)には本来ごく普通の生活慣習です。
そもそもわたくしたち日本国の本当の民とは、生活即修養、大自然と相和して、ひとさまを思いやることが普通にできる民族でした。
しかし、大陸や西洋の(余計な)概念が輸入されてから、そういう大事なことが、すべて「特別」なものになってしまいました。
資本主義の台頭、工業化、代理人社会という構造変化によって、また、稲作を軸とする生活慣習と基盤が、他民族の混入により精神的に破壊されてしまったことは、この国を根本から崩壊させるものでした。
しかし、これらはいまに始まったことではなく、恐らく建国以前から入り混んでいた種子だったのでしょう。
日本は「和を以て貴しと為す」民族です。
この言葉はご存じ十七条の憲法「一曰、以和爲貴」(出典:日本書紀)の一節からの引用ですが、筆者がこの条文が素晴らしいち思うのはこの言葉を以て、日本人の集大成を表現しているということです。
聖徳太子が実在したか否かではなく、また、どなたが成文したかでもなく、これ四文字には日本国民の日本人たるがすべて収められているという事実です。
そこが素晴らしいのです。
※「以和爲貴」に関しては、改めてきちんと筆者の考えも含めて、古代史的に検証を書かせていただきます。
本年、気づいたことで最も自分自身で納得しているのは、このことです。
そして、それは、ここ数年の研究(というレベルには程遠いのですが、学習成果??)の成果であり、その一部をこのブログでも紹介させていただいておりますが、そういうひとつの区切りができたことでしょうか??
それから巡礼もテーマが定まってきました。
こちらは三つのコース(テーマ)が今年定まったということです。
これはまた、きちんと、その背景も含めてまとめなおします。
書き出すと、多分、一晩くらい止まらないので...
そんな、平成29年でした。
さて、平成30年はどんなスタートを切られるでしょうか??
初詣は大事です。
(但し、本来、新年は2月4日ですので...)
そもそも初詣とは、「四方拝」です。
これは神道、皇室の行事です。
それが、なぜか、わたくしたちの「元旦=元日」と一緒になり、初詣に繋がりました。
大事なことは皇室では、国家の繁栄と国民の安泰を祈祷してくださっているのであり、もし、そういう心があるのであれば、是非。神社でお参りをなさってください。
寺院はちょっと意味が違います(でも、まぁ日本人らしくて良いですが...)
※余談ですが、来年は少し、巡礼を相俟って、なぜ、神仏混合ということで日本国(民)の意識が変わってしまったかの功罪に関しても少しずつ触れようかと思います。
ですので、初詣に「個人のお願い」は、叶いませんので(いや、そもそも神社はそういう場所ではありませんし、祈祷であれば、きちんと手続きを踏まれてください)お間違いのないように...
昨年、日本の代表的な神社をご紹介しましたので参拝のご参考になれば幸いです。
平成29年初詣特集① ~神社の数~
本年一年間、このブログにお越しいただき、日本神話の再構築の名を借りた拙い戯言におつきあいくださいまして誠にありがとうございました。
どうぞ、よいお年をお迎えください。ありがとうございました。感謝
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